生まれ変わりを誓った日

世界が とても大きく感じられて
その分 自分の小ささが極端に顕わで
それがとても惨めで 情けなくて 恥かしくて
「消えてなくなりたい」と思った事もあったけど
その時点で私は 既に
このとても大きな世界からしてみれば
消えてるに等しかったんだ


気付かされたのは 鏡の前に立った時
等身大の鏡の中に 等身大の自分が居た
なのに 何故か とても小さな生き物にしか見えなくて
鏡の中の自分を 思い切り睨みつけた

対の世界で 私を睨みつける小さな生き物
その見窄(みすぼ)らしい格好を嘲て
その腐った性根に毒を吐いて
そのちっぽけな過去を深く傷に抉り込み
その睨む眼に転生を誓った



〔2006,03,24/散文詩〕