日に日に「黒」が濃くなって 日に日に「色」が褪せてゆく 半端だった「灰色」が 確実に「闇」を帯びてゆく 眩しい「白」に目を伏せる 勝気な「赤」に 清い「青」に 満ちた「黄」に 幸福な「緑」に目を伏せる 可能性を秘めた「光」さえ 塗り潰してしまう「色」だから 目を瞑ってしまったら そこにはもう「黒」しかない
〔2006,08,09/散文詩〕